64ビット版について
GIS Matildaは現在も多くのユーザー様にお使い頂いております。また多くの市町村の自治体様にご導入頂き、私たちは非常に喜ばしく思っています。MicrosoftがWindows7のサポートを1月14日で終了した事にともない、現在はWindows10が主力として使われる機会が多くなってきました。それで兼ねてから期待されておりました64ビット化を行いましたので、ここに公開いたします。

ダウンロード
・64ビット版実行モジュール(matilda64.exe)
・64ビット版お任せDLLセット(*.dll)
・64ビット版Accessデータベースエンジン(AccessDatabaseEngine_X64.exe)[←注 _X64.exeの方です]
・64ビット版自動アップデートツール(_Update64.exeとdll)

64ビット版は32ビット版と比べると、更に高速に動作します。特に重いデータ(レーザー計測で取得した数百万点の点群データや3次元処理、そして超巨大なベクトルやラスター)等で使うシーンによっては体感速度が2倍くらい高速に感じます。

そしてmatilda64.exeは_Update64.exeを同フォルダ内に置いておくと自動バージョンアップのお知らせが届き、スマホのように簡単にアプリ本体のバージョンアップが可能です。

64ビット版の拡張DLLについて
GIS Matidaは基本exeファイル1つで動作します。シェープファイルや通常のメジャーなベクトルとラスターはそれで十分なのですが、 最近はサードパーティ製のフォーマットやファイルを読むこともあるので、その場合は拡張DLL等が必要になります。 お任せセットとしてまとめてありますので、特に問題なければmatilda64.exeと同じフォルダに置いてご使用ください。

64ビット版Accessデータベースエンジンについて
現在(2020年3月頃)のWindows10はOSが64ビットであっても、64ビット版のAccessデータベースエンジンが入っておりません。GIS MatildaではAccessデータベースをサポートしているシーンがいくつかありますので、問題なければインストールしておいてください。32ビットの時もそうでしたが、今後登場してくるWindowsの新バージョンでは恐らく初めから搭載されてくると思いますが、現在のMicro softのマーケットとしては32ビットと64ビットが混在している状況なので、現状にいたると考えられます。(ちなみに32ビットの時はIExx以上がインストールされてるとOKのような感じでサラッとデータベースエンジンが同梱されてたりしました)
64ビット版GIS Matildaでは*.mdbと*.accdbの両方が使用可能です(ただ32ビットの*.accdbは64ビット環境のWindows上でも上限は2GBだそうです)

今後の展開(ロードマップ)について
上記のような理由から、GIS Matildaは将来的には32ビット版は廃止されて、64ビット版が主体になるかもしれません。皆さまからの意見も頂きたく思います。

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