クイックリレーション(外部リレーション)
この機能は簡単に言いますと、
「データフォルダ」+「属性で右クリックしたフィールド内容」+「拡張子」で指定したファイルを「外部アプリ」で指定したアプリケーションで開くことができます。
外部アプリを指定しない場合は拡張子で判断してデフォルトのアプリケーションで開きます。
(Windowsのアプリケーション関連付け設定に従います。)

台帳ファイルや、現地写真などを簡易に関連付けて表示することが可能です。

外部リレーションの設定
ツール>オプションから設定します。


外部リレーションチェックボックス
外部リレーション機能を有効にします。
・右クリックメニュー時の外部リレーションに使う情報
フィールド名
クイックリレーション使用時のフィールド名を設定します。
メニュー表示名
右クリックメニュー上に表示するクイックリレーションの名称を設定します。
・送りデータオプション
そのまま送る
作成したコマンド文字列に手を加えずに実行します。
全てを半角に変換して送る
作成したコマンド文字列を全て半角文字に変換して実行します。
全てを全角に変換して送る
作成したコマンド文字列を全て全角文字に変換して実行します。
DDEでそのまま送る
作成したコマンド文字列を動的データ交換(DDE)として送信します。
パラメータ起動でそのまま送る
作成したコマンド文字列をパラメータ起動のコマンドとして実行します。
DDEでフォルダ名をつけて送る
作成したコマンド文字列にフォルダ名も付与した上で動的データ交換(DDE)として送信します。
DDEで選択図形情報を送る
選択図形の情報を動的データ交換(DDE)として送信します。
外部アプリ
外部アプリケーションの実行ファイルのパスを指定します。
データフォルダ
データを格納したフォルダのパスを指定します。
matilda.exeからの相対パスを記述することも可能です。
・外部アプリ指定がないときの動作
 外部アプリの指定がない場合の動作を設定します。
ファイル拡張子の関連付け起動
データフォルダ+属性の値をパスとして実行します。
※エクスプローラーに直接入力したのと同じ動作をします。
内蔵ファイリングビューア
matildaの内蔵ビューアで表示します。画像を回転表示することが可能です。


外部リレーションの実行
基本の外部リレーション機能は属性の編集ダイアログから実行できます。


属性を右クリックし「外部リレーション」を実行すると設定したコマンドが実行されます。

この場合、「写真ファイル名」の画像「00017337.jpg」がWindows標準のアプリケーションに設定されている画像ビューアで開きます。

外部リレーションを使用する利点は例えば属性に複数の画像を登録する場合です。
フィールドを指定してコマンドを実行できるので、 例えば「写真ファイル1」「写真ファイル2」「写真ファイル3」のような属性を用意し、 それぞれ画像ファイル名を入力しておけます。
この例で言えば「photo」フォルダ内のそれぞれの画像を表示させることができます。

クイックリレーションの実行
外部リレーションを選択した図形から1ステップで実行できるようにしたものです。


図形を選択してから右クリックメニューから実行できます。 右クリックメニュー内の名称は「メニュー表示名」で設定したものが表示されます。

さらに設定「ダブルクリックの動作」を 「クイックリレーション」にすると図形をダブルクリックするだけでクイックリレーションを実行できます。

 
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