ねじれと交差検査


はじめに

ポリゴン同士のねじれや交差している箇所をすばやく簡単に見つけるための機能です。
地図データコンテンツの品質の最高レベルの状態を担保するために、使用者がデータ整備中にそして簡単に厳格な検査を実行できるように工夫されており、数万件のポリゴンでも高速に発見できるように設計されています。



メニューバーのツール(T)→ねじれと交差検査(T)から使うことができます。


発見パターンのサンプル

適当に作ってみた有り得ると思うエラーパターンの図形(頂点の位置等に注目)


これらのパターンでも瞬時に見つけ出します(ポリゴン色が異なるは異なるレイヤーという意味です)


※エラー出力として指定レイヤーに図形として書き込みできます。

オプション指定で、頂点重複、閉じていない、頂点間距離、自ポリゴンの交差、形状のスイッチバック、微小面積、微小構成頂点、他ポリゴンとの交差などを必要に応じてON/OFFできて実行し、その箇所を見つけ出すことができます。

交差パターン

頂点の一致


ポリゴン8とポリゴン7はお互いに隣接する頂点が一致している状態。
これはOK(正常)とする。


交差1


ポリゴン2の頂点がポリゴン3の中に1点以上含まれている状態。
これはNG(不適合)とする。


交差2


ポリゴン6の頂点はポリゴン5の中は存在しないが"辺(or線)"で考えた場合に交差となる場合。
これはNG(不適合)とする。



交差3


ポリゴン12が構成されている頂点は自図形の中で交差している場合。
これはNG(不適合)とする。


交差4


ポリゴンの全ての頂点の位置が一致して重なっている場合。
これはNG(不適合)とする。

自ポリゴンの発見パターン

頂点重複


同じ頂点に2点以上重なっていないかを検査できます。

緯度経度座標に対応


平面直角座標のみではなくて、緯度経度座標にも対応しています。

閉じていないポリゴン


通常はあり得ないがポリゴンデータタイプでありながら、始終点が一致していないものを発見します。

頂点間距離


指定する数値未満の距離のものを発見します。初心者にありがちな短い距離での無駄な頂点等を発見します。

形状のスイッチバック


形状がスイッチバックしている箇所(夾角60度)未満が2点以上連続しているものを発見します。

微小面積


指定する面積を未満のポリゴンを発見します。

微小構成点


指定する構成点未満のポリゴンを発見します。

精度の担保設定

小数点以下をどこまで考慮するかの設定


座標値が緯度経度のときと、平面直角座標のときで大きく小数点以下の扱いが変わるのですが、この検査機能でも大きく影響します。特に座標一致の判定では、交差や重複の時にも関係があるので適切な桁数に設定してから実行してください。
正常な図形と判断できているのにエラーとして出力されるときなどは、この精度を優しめに設定するなどして試してください。
この設定は設定タブから設定します。


その他

対象図形をクエリ指定で限定することができる


同じレイヤー内の図形でも属性の値によっては除外したいときがあります。そういうときに「クエリ」として指定ができます。

緯度経度座標に対応


平面直角座標のみではなくて、緯度経度座標にも対応しています。

複数レイヤーの処理に対応


複数レイヤーの同時検査や、1つに束ねてから他レイヤーとの交差を調べたりすることができます。

詳細なエラーリストも出力


エラーのある図形要素は図形として別指定のレイヤーに書き込まれてますが、それと同時に座標値を書き込んだテキストファイルにエラー情報が詳細に保存されています。