■GoogleEarthとシンクロする「GGASYNC」
〜全ての図面にラスターを〜
マイクロステーション上で入力した要素を実際にGoogleEarth(グーグルアース)上に連動させるシステムです。現在はまだ未完成なのでビューイング的な連動に留まっていますが、MDLからGoogleEarthのAPIを使って操る事に成功しています。クリックした要素を実際にGoogleEarth上にポリゴンやポリラインとして書き込む機能がもうすぐ出来上がります。そのほかの予定としては、ベクトルだけでなく画像自体をGroundOverlayとして貼り付けるように現在検討しています。
デザインファイルとGoogleEarthをシンクロさせた所
ちょっとしたラスター確認にはぴったり!
設定は実に簡単!そのうちジェネレートリアルタイム
(マウスぐりぐり)にも対応予定。
MDL側の設定としては、日本測地系、世界測地系などの楕円体設定に対応(ベッセル、GRS-80)しGoogleEarthの視点をMDL側のコントロールで制御できます。この技術が非常に注目されているようですので、何かプレゼンテーションやシステムへ利用したいという方がおられましたら是非ご連絡ください。
KML(KMZ)がXMLのサブセットとして定義されているのでKML自体で表現できる事は可能な限りマイクロステーション上で実現するつもりです。またコンバータ開発なども提案中。
GoogleEarthの3次元モデルは実際のディジタルマッピング地形図(DM)の等高線と一致するか?というようなことも解析できます。画像は関東地方のとある場所ですが、何となく一致しているように見えました。
マイクロステーションの3次元ビューの機能をもう少し効率的に使うことで夢のコラボレーションが実現しそうです。現在の具体案としてはビューのイベントに応じてGoogleEarthのチルト角などを連動させる事。
これが実現すると3次元テクスチャが無料で作れる事になると思います。乞うご期待!