MicroStation(マイクロステーション)の3次元ビューを眺めてみる


MicroStationの各ビューウィンドウは3次元モデルを自由な角度から見れるようになっているのはご存知かと思いますが、割と知られていないのが「加速」モードです。ここではテストとして「つかさ」というテキスト要素を配置します。字の表現として幅を持ったフォントで作成する方が良いと思います。以下のサンプルでは日本風に「正楷書体」を使っています。

ソリッドモデルを作ってレンダリングさせてみる

次に平行掃引機能を使って(「CONSTRUCT SURFACE PROJECTION」とキー入力コマンド)配置したテキスト要素を3次元ソリッドモデルに変更します。

そしてレンダリング(「RENDER ICON」とキー入力コマンド)します。レンダリングの方法は何種類かありますが、代表的なものは

基本的には上記のレンダリング方法では下へ行くほどキレイに描画する分、速度が落ちます。
(地図系の業務のレンダリングとかではTINなどがよく行われます

テキストを正楷書体で配置した所(アイソメ図)
テキストをソリッドモデル化した所(アイソメ図)
ソリッドモデルをレンダリングした所(アイソメ図)

ビューを加速させてみる
とここまでは普通のよくあるソリッド作成ですが、この後などのアイコンで様々な角度から見る事ができるのですが、そのままではビューを回転させるごとに上記レンダリングはやり直さないとあきません。

そこで以下の設定でビューを加速させる事でマウスの動きにリアルタイムに反応した確認を行えます。

設定したいビューのアイコンをクリックしてレンダリング用ビュー属性を設定する
表示の設定と「グラフィックの加速」にチェックを入れる
後はマウスの動きに応じてレンダリングをキープしながら色々な角度から眺められる
(ファイルサイズ減少目的で多少減色してます)

また更にこれらをアニメーション化させたりする事もできます。こちらで紹介しています。

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